翻訳と辞書
Words near each other
・ 杜俊民
・ 杜僧明
・ 杜元宝
・ 杜光庭
・ 杜叔毘
・ 杜台卿
・ 杜周
・ 杜如晦
・ 杜威
・ 杜子春
杜子春 (学者)
・ 杜子美
・ 杜宇
・ 杜家駅
・ 杜審言
・ 杜工部
・ 杜康潤
・ 杜延年
・ 杜建時
・ 杜彦


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

杜子春 (学者) : ウィキペディア日本語版
杜子春 (学者)
杜子春(と ししゅん)は、後漢の学者。劉歆の起こした『周礼』の学問を後漢時代に伝えた。
== 略歴 ==
漢書』『後漢書』は杜子春について何も伝えていない。賈公彦『周礼注疏』序周礼廃興に引く馬融の「伝」に略歴を載せる。それによれば、杜子春は河南緱氏(今の洛陽市偃師)の人で、劉歆に『周礼』を学んだ。後漢のはじめに劉歆の弟子はほとんどが死にたえたが、杜子春は明帝永平年間(58-75年)のはじめにまだ生きており、年齢は90歳ちかくだった。古文学者の鄭衆賈逵はいずれも杜子春に『周礼』を学んだ〔賈公彦『周礼注疏』序周礼廃興「是以馬融伝云(中略)奈遭天下倉卒、兵革並起、疾疫喪荒、弟子死喪。徒有里人河南緱氏杜子春、尚在永平之初、年且九十、家于南山、能通其読、頗識其説。鄭衆・賈逵往受業焉。」〕。
経典釈文』の説明もほぼ同じであるが、賈逵ではなく鄭興・鄭衆親子が杜子春に『周礼』を学んだとしている。
杜子春の著作は残っていないが、『周礼』の鄭玄注のなかに鄭興・鄭衆に並んで杜子春の説が数多く引用されている。馬国翰『玉函山房輯佚書』に杜子春の説が集められている〔 (archive.org)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「杜子春 (学者)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.